松尾大社で感じる新年の訪れ

松尾大社 絵馬 神様

巳(蛇)の絵馬と龍の伝説

本日、氏神様として親しんでいる松尾大社へ参拝に行きました。境内に足を踏み入れると、早くも2025年の干支である巳(蛇)をモチーフにした絵馬が掲げられていました。鮮やかな色合いや細やかなデザインが目を引き、参拝客の注目を集めていました。まだ2024年の辰(龍)の年が続く中、こうした光景を見ると、時の流れの速さを感じると同時に、次の年への期待が膨らみます。

干支はそれぞれの年の象徴であり、深い意味が込められているそうです。2024年の辰は「龍」として、勢いと変革を表す象徴的な存在ですが、2025年の巳(蛇)もまた、非常に興味深い伝説を持っています。古くから巳は、山に千年、海に千年住むことで龍になると言われています。この伝説は、日本の文化で広く語られています。蛇が龍になる過程は、成長や進化の象徴として多くの人々に希望を与えるものです。辰年の次が巳年であることからも、この流れは自然と龍ブームをさらに広げるかもしれませんね。

さらに巳(蛇)は、金運や財運をもたらす存在として知られる弁財天の使いとも言われています。弁財天は七福神の一柱で、財運や音楽、知恵の神として信仰されています。特に商売繁盛や金運向上を願う人々にとって、その使いである巳は非常に縁起が良い存在とされています。松尾大社でも、巳に関連するお守りや絵馬を手に取る参拝者が多くおられることになるでしょう。

松尾大社 絵馬

松尾大社の見どころと巳年への祈り

松尾大社は古くから酒造りの神様としても信仰されており、境内には神秘的な雰囲気が漂っています。この季節、境内を散策すると、来年に向けた準備の風景を見ることができるのが魅力です。絵馬や飾り付けに注目するだけでなく、神聖な湧き水「亀の井」や酒樽が並ぶ酒の資料館なども、訪れるたびに新たな発見があります。

2025年の巳年が近づく中、私たち一人ひとりも新たな目標を立てる機会です。巳のように変化と進化を大切にしながら、2024年の辰年に得た経験や知識を土台に、さらなる成長を目指したいものです。また、金運や財運が上がる年とも言われているため、家族や友人とともに幸運を分かち合いながら、日々の感謝の気持ちを持ち続けることが大切だと感じました。

干支が伝えるメッセージを日常に

猿田彦大神

干支は単なる年のシンボルに留まらず、人生の指針や教訓を与えてくれる存在です。巳の変化や龍への進化は、私たちが新しい挑戦に踏み出す勇気を象徴しています。松尾大社を訪れたことで、2025年がどのような年になるのか、期待とともに自分自身の在り方を考える良いきっかけとなりました。

参拝を終え、境内を後にする頃には、心がすっきりと晴れやかな気持ちになりました。絵馬やお守りに込めた願いが叶うことを祈りつつ、新しい一年に向けて前向きな気持ちで準備を進めていきたいと思います。

松尾大社が見せてくれた来年への希望、そして巳(蛇)が象徴する成長や金運のパワーを借りながら、素晴らしい一年を迎えるためのヒントを皆さんと共有できれば幸いです。2025年も私たち一人ひとりにとって、実り多き年になりますように。

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