八坂神社

八坂神社 鳥居 未分類

八坂神社

八坂神社 南楼門

八坂神社は、京都市東山区祇園町北側に位置する歴史ある神社で、「祇園さん」として親しまれています。​主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)と八柱御子神(やはしらのみこがみ)も祀られています。

創建は斉明天皇2年(656年)と伝えられ、平安遷都以前からこの地に鎮座していたとされています。​明治維新までは「祇園社」または「感神院」と称されていましたが、1868年に八坂神社と改称されました。

八坂神社の正門

八坂神社 西楼門

八坂神社の正門は、多くの参拝者が正門と誤解しがちな西楼門ではなく、本殿正面に位置する南楼門です。南楼門前には大きな鳥居が構え、神事の行列や神輿はここから入ります。
※画像は西楼門です

龍穴

八坂神社 本殿

八坂神社の龍穴は、本殿の真下にある池です。平安時代から「青龍の穴(龍穴)」と呼ばれ、底なし井戸とも伝えられています。また、龍穴は京都市中京区にある神泉苑(真言宗寺院)に繋がっているとも言われています。

本殿は独特の「祇園造」と呼ばれる建築様式で、本殿と拝殿が一体となった構造を持ち、国宝に指定されています。 ​毎年7月に行われる「祇園祭」は、八坂神社の祭礼で、日本三大祭の一つとして有名です。​この祭りは、平安時代に疫病退散を祈願して始まったとされ、現在も多くの人々が訪れます。

神泉苑

神泉苑は、日本最古の庭園です。平安時代に、弘法大師空海によって創建され、かつては池や島々、滝など、壮大な景観を誇っていました。

美御前社 美容水

美御前社
美御前社 美容水

八坂神社境内にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は、美容と芸能のご利益で知られる小さな神社です。​舞妓さんや芸妓さん、美容業界の方々から厚い信仰を集めています。​

ご祭神と由来

美御前社には、宗像三女神(むなかたさんじょしん)と呼ばれる以下の三柱の女神が祀られています。

  • 多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)
  • 多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
  • 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)

これらの女神は、天照大御神と素戔嗚尊の誓約(うけい)によって生まれたとされ、容姿端麗な美の神様として信仰されています。

美容水のご利益

社殿の前には「美容水」と呼ばれる御神水が湧き出ています。​この水を肌に2〜3滴つけると、身も心も美しくなると伝えられています。​舞妓さんや芸妓さんも参拝時にこの水を利用するほどで、美容と健康を願う多くの女性に人気のスポットです。

宗像三女神

宗像三女神は、日本神話に登場する三柱の女神で、宗像大社(福岡県宗像市)を総本宮として全国で信仰されています。​彼女たちは、天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)の誓約によって生まれたとされ、航海安全や交通安全の神として崇敬を集めています。​

大神宮社 御神水

大神宮社
大神宮社 御神水

大神宮社

大神宮社(だいじんぐうしゃ)は、八坂神社の境内にある摂社で、伊勢神宮の主祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)と豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。​この社殿は、2016年に伊勢神宮の第六十二回式年遷宮で撤去された材木を用いて再建されました。

御神水(力水)

大神宮社の前には、「御神水(ごしんすい)」またの名を「力水(ちからみず)」と呼ばれる湧き水があります。​この水は、八坂神社本殿の下にある龍穴から湧き出ているとされ、神聖な力が宿ると信じられています。​地元の人々の中には、この水を汲みに訪れる方もおられますが、飲用する場合は煮沸することが推奨されています。

アクセス

所在地:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側62
開門時間:24時間開門
駐車場:無し(近隣にコインパーキング・市営駐車場有)
電車:京阪電車「祇園四条駅」下車徒歩約5分
   阪急電車「京都河原町駅」下車徒歩約8分
バス:京都市バス祇園バス停から徒歩すぐ

主祭神・ご利益

主祭神: 素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神
ご利益:厄除け・縁結び・美容祈願

素戔嗚尊

素戔嗚尊は、日本神話に登場する神で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子とされています。​天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟にあたり、海原を治める神として知られています。

櫛稲田姫命

奇稲田姫命は、日本神話に登場する女神で、農耕の神として知られています。その名前は「稲田の神秘的な姫」を意味し、稲作を司る神として信仰されています。

周辺のパワースポット

八坂神社周辺には、徒歩圏内にいくつかの注目すべきパワースポットがあります。以下にご紹介いたします。

京都 ゑびす神社

京都ゑびす神社

京都ゑびす神社(きょうとえびすじんじゃ)は、京都市東山区に位置する商売繁盛や縁結びの神様・えびす様を祀る神社です。ご祭神は、商売繁盛や家内安全、福運をもたらすとされる「事代主神(ことしろぬしのかみ)」で、別名「えびす神」として親しまれています。

毎年1月の「ゑびす祭」では、商売繁盛を願う参拝者が多く訪れ、特に「十日戎」の際には多くの人々が福笹を授かりに訪れます。また、境内には「福の神」として知られるえびす様の像や、縁結びのご利益があるスポットもあり、参拝者の願いをかなえてくれると評判です。

アクセス

所在地:〒605-0811 京都府京都市東山区小松町125
開門時間:9時~17時
駐車場:駐車場無
電車:京阪電車「祇園四条駅」下車徒歩約6分
   阪急電車「河原町駅」下車徒歩約8分
バス:市バス「四条京阪前」バス停下車徒歩約5分

主祭神・ご利益

主祭神:事代主神
ご利益:商売繁盛・家運隆盛・旅行安全

事代主神

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安井金毘羅宮

安井金毘羅宮

安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)は、京都市東山区にある神社で、縁切りと縁結びの神様として有名です。ご祭神は、崇徳天皇(すとくてんのう)で、もともとは航海安全や商売繁盛を祈願する神社ですが、現在では特に恋愛や人間関係の悩みを解消する場所として親しまれています。

境内には、縁切りと縁結びに関連する「縁切り碑」があり、ここで願い事を祈ると、悪縁を断ち切り、良い縁を結ぶことができるとされています。また、参拝後には「絵馬」にお願いを書き、悪縁を切る儀式を行うことが多いです。

アクセス

所在地:〒605-0823 京都府京都市東山区下弁天町70
開門時間:24時間
駐車場:無し
電車:京阪電車「祇園四条」駅から徒歩約10分
   阪急電車「河原町」駅から徒歩約15分
バス:市バス「東山安井」下車、南へ徒歩約1分

主祭神・ご利益

主祭神: 崇徳天皇・大物主神・源頼政
ご利益:縁切り・縁結び

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