神様について

神様

神社は、それぞれ異なる主祭神を祀っています。自分の願いに合った神社を選ぶことで、より強いエネルギーを得ることができます。

天照大御神をお祀りしている神社

天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、日本神話における太陽の神で、最も重要な神の一柱です。天照大神は、天皇家の祖神として広く崇敬され、日本の神々の中で最も高い地位を占めています。天照大神は、太陽そのものを象徴し、光と生命をもたらす存在とされています。その光は、世界を照らし、万物に命を与えるとされ、また、豊穣や繁栄を守護する神としても信仰されています。

1.太陽神
太陽の光を象徴し、天地を照らして人々の生活を支える存在。
2.皇祖神
天照大御神は皇室の祖先神とされ、皇室の系譜の始まりとされています。
3.正義と調和の神
高天原で他の神々を統率し、秩序や調和を保つ役割を果たしました。
4.天岩戸の神話
神話では、弟・須佐之男命の乱行に怒り、天岩戸に隠れて世界が闇に包まれたエピソードが有名。この際、他の神々の協力で岩戸から出ることで、再び光が戻りました。

豊受大御神をお祀りしている神社

豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)は、日本神話に登場する食物や農業を司る神で、天照大神の食事を司る神として、天照大神に奉仕する役割を担います。その名前の「豊」は豊穣、「受」は授けることを意味し、五穀豊穣や生命を支える食物の恵みを象徴する神として信仰されています。元々は丹後(現在の京都府北部)の神とされましたが、のちに天照大神の命を受けて伊勢に迎えられたとされています。

素戔嗚尊をお祀りしている神社

素戔嗚尊(スサノオノミコト)は、古代日本の神話に登場する神で、主に海や風、嵐を司る神として知られています。また、農業や商業繁盛、縁結びの神としても信仰されています。素戔嗚尊は、天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟で、彼との間で様々な神話的なエピソードが語られます。特に有名なのは、ヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治する伝説で、これによって素戔嗚尊は大きな功績を上げ、神々の中で重要な位置を占めるようになります。

月読尊をお祀りしている神社

月読尊(ツクヨミノミコト)は、日本の神話に登場する神で、月を司る神として知られています。彼は、天照大神(太陽の神)や素戔嗚尊(海や嵐の神)の兄で、天照大神とともに高天原(神々の世界)を支配していたとされています。月読尊は、月夜に輝く神として、神々の間でも高い神格を持つ存在です。

菊理媛命をお祀りしている神社

菊理姫(正式には菊理媛命)は、日本神話に登場する女神で、「縁結びの神」として知られています。菊理姫は、『日本書紀』には登場せず、『古事記』や『延喜式』などの古典にも記述がないため、謎に包まれた部分が多い神です。

  1. 縁結びの神
    名前の「くくり」は「括る(くくる)」という意味があり、人々や物事を結びつける力があるとされています。そのため、夫婦円満や良縁成就を願う神として信仰されています。
  2. イザナギとイザナミの仲裁
    神話では、黄泉の国で争うイザナギ命とイザナミ命の仲を取り持ったとされています。このエピソードから、調和や平和の象徴としても崇められています。
  3. 白山神社の主祭神
    菊理姫は、白山信仰の中心である白山比咩神社(石川県)の主祭神です。この神社を中心に全国の白山神社で祀られています。

猿田彦大神をお祀りしている神社

猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)は、古代日本の神話に登場する神で、主に道開きや導きの神として知られています。神々が天から地上に降りる際に道を開く役割を果たしたとされ、特に新しい場所へ旅をする際や、困難を乗り越えるための助けを求める人々に信仰されています。猿田彦大神は、温和で親しみやすい神格を持ち、旅の安全や仕事の成功、また家庭円満などの願いを込めて祈られることが多いです。

大国主命をお祀りしている神社

大国主命(オオクニヌシノミコト)は、日本神話に登場する重要な神で、国造りや縁結びの神として知られています。古事記や日本書紀では、出雲の地を中心に神々と協力して国土を整え、豊かな国を築いたとされています。素戔嗚尊の子孫であり、多くの神話に登場します。特に「因幡の白兎」の伝説や、試練を乗り越えて素戔嗚尊の娘・須勢理毘売命(スセリビメノミコト)と結ばれる話が有名です。また、神々の集会である「神在月(かみありづき)」の中心的な存在として、縁結びや家庭円満、商売繁盛の守護神として広く信仰されています。

宇迦之御魂神をお祀りしている神社

宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)は、日本神話に登場する神で、稲荷神社の主祭神として広く信仰されています。「宇迦」は「穀物」を意味し、五穀豊穣や農業の神として崇められています。また、商業や産業、家内安全の守護神としても知られ、特に商売繁盛を願う人々から篤く信仰されています。狐が神の使い(眷属)とされることから、稲荷神社では狐像が多く見られます。全国の稲荷神社に祀られ、日本で最も親しまれている神の一柱です。

大山咋神をお祀りしている神社

大山咋神(オオヤマクイノカミ)は、主に山の神、酒造りの神として知られる日本の神です。彼は、酒造業や商業繁盛、農業などに関連する神として信仰されています。また、特に松尾大社(西京区)で祀られており、酒造りや酒の守り神として広く信仰されています。大山咋神は、神社や祭りで商売繁盛を願う人々に親しまれ、全国の酒蔵や商業活動の成功を祈願するために参拝されることが多いです。

賀茂建角身命をお祀りしている神社

賀茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)は、日本神話に登場する神で、賀茂神社(上賀茂神社)の主祭神の一柱です。古代京都の賀茂地方に深く関わる神であり、賀茂氏の祖神とされています。主に農業や水の守護神として崇敬されており、京都の鴨川に関連する神話や、豊かな土地を守護する神として信仰されています。

賀茂別雷大神をお祀りしている神社

賀茂別雷大神(カモワケイカヅチノオオカミ)は、上賀茂神社(賀茂別雷神社)の主祭神で、雷や稲妻を司る神です。「別雷(わけいかづち)」は「特別な雷」を意味し、自然の力を象徴する神として崇められています。賀茂建角身命を父神とし、母神である玉依媛命(タマヨリヒメノミコト)との間に生まれたとされます。その誕生は神秘的で、賀茂の地に雷鳴とともに降臨したという神話が伝えられています。

彦火明命をお祀りしている神社

彦火明命(ヒホコアカリノミコト)は、日本神話に登場する神で、天照大神の孫にあたる神武天皇の祖先の一柱です。主に農業、特に稲作や穀物の守護神として信仰されています。天孫降臨の際に地上に降りた神々の一員とされ、天上界の神秘的な力を地上に伝える役割を果たしました。名前に「火」が含まれることから、火や光に関連する象徴としても扱われます。

高龗神をお祀りしている神社

高龗神(タカオカミノカミ)は、日本神話における水や雨を司る龍神で、水源や雨乞いの神として信仰されています。「龗(おかみ)」は龍や水神を意味し、高龗神は特に山の上や水源を守護する神とされます。対になる存在として、谷川や川下を司る闇龗神(クラオカミノカミ)もいます。高龗神は雨を降らせ、農業や水に関連する祈願の対象として重要視されてきました。

安倍晴明をお祀りしている神社

応神天皇をお祀りしている神社