京都市上京区(きょうとし かみぎょうく)は、京都市の中心部に位置する区で、京都府の行政・文化の中心的なエリアです。上京区は、京都御所や北野天満宮、武家屋敷など、歴史的・文化的な重要な施設が多くあります。また、上京区内には、古い街並みや伝統的な町家が残り、観光地としても人気があります。さらに、周辺には多くの神社や寺院があり、京都の歴史や伝統を感じることができる場所です。
北野天満宮
北野天満宮のご紹介
北野天満宮は学問の神様菅原道真公を祀る、京都屈指のパワースポット
北野天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀り、全国に約3万社ある天満宮の総本社として信仰されています。
北野天満宮は、菅原道真公が942年に亡くなった後、その邸宅跡に建立された神社です。道真公は生前、学者として優れた才能を発揮し、政治家としても活躍しました。しかし、藤原時平らの陰謀によって太宰府に左遷され、失意のうちに亡くなりました。その後、道真公の怨霊が祟りを起こしたとされ、朝廷は道真公を祀る神社を建立することで、その怒りを鎮めようとしました。
北野天満宮には摂社・末社合わせて50ものお社があり、多くの神様がお祀りされております。
毎月25日は「天神さんの日」として多くの露天商が参道に並び、大変賑やかです。
何故25日?と思われれると思いますが理由は菅原道真公のご生誕の6月25日と薨去された2月25日に由来があるようです。
アクセス
所在地:〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
開門時間:7時~20時
駐車場:専用駐車場有(有料)
電車:京福電車北野白梅町駅から徒歩約5分
バス:京都市バス北野天満宮前バス停から徒歩すぐ
主祭神・ご利益
主祭神:菅原道真公
ご利益:
菅原道真公を祀る神社、特に「天満宮」や「天神社」では、牛の像や絵が奉納されることがあります。これは、道真公が牛頭天王の信仰と結びつけられたことに由来します。牛頭天王は元々インドや中国で信仰されていた神で、道真公の霊が牛頭天王の神力を借りて悪霊を退治したという伝説があります。このため、道真公が祀られる神社では、牛が神聖な存在として崇拝され、道真公の神威を象徴する存在とされています。
晴明神社
晴明神社のご紹介
晴明神社(せいめいじんじゃ)は、京都市上京区にある神社で、平安時代の陰陽師・安倍晴明をお祀りしています。陰陽道の世界観が色濃く反映された神秘的な空間で、開運や厄除け、心身の調和を願う多くの参拝者が訪れます。
見どころポイント
- 境内にある「晴明井(せいめいい)」は、清らかな水が湧き出るパワースポット。病気平癒のご利益があるとされています。
- 神社のシンボルである五芒星(ごぼうせい)は、魔除けや調和の象徴。随所に五芒星がデザインされています。
- 境内の厳かな雰囲気は、現代の喧騒から離れて心を落ち着けるのにぴったりです。
アクセス
所在地:〒602-8222 京都府京都市上京区晴明町806
開門時間:9時~16時30分
駐車場:専用駐車場無(近隣にコインパーキング有)
電車:地下鉄「今出川駅」下車徒歩約12分
バス:市バス「一条戻り橋・晴明神社前」下車すぐ
主祭神・ご利益
主祭神:安倍晴明御霊神
ご利益:厄除け
安倍晴明像です
晴明神社の桃の意味は、主に「厄除け」や「邪気払い」と関連しています。桃は日本の伝統的な文化において、邪気を払う力を持つとされており、安倍晴明が持つ陰陽道や呪術の力に由来して、桃の木も神聖視されています。桃の木や桃の花は、陰陽道において、霊的な浄化の力を持ち、邪悪なものを退ける力があると信じられてきました。