八坂神社は、京都市東山区にある神社です。通称は「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。
八坂神社は、約1400年前に創建されたとされています。当時は「祇園社」と呼ばれていました。
二十二社(上七社)の一社です。
八坂神社は、平安京遷都以前より鎮座する古社で、主祭神の素戔嗚尊(スサノオノミコト)はあらゆる災いを祓う神様として信仰されています。
八坂神社は、千年以上続く「祇園祭」は、信仰の念が篤き町衆達によって守られ、幾多の苦難を乗り越えながら、人々の安寧を願い続けています。また、護り継がれてきた本殿や社殿・建物は国宝・重要文化財を冠し、国の宝となっております。八坂神社は、京都を代表する神社の一つです。歴史と伝統を感じられる神社で、多くの人々から親しまれています。
アクセス
車:専用駐車場はありませんので、市営駐車場かコインパーキングのご利用をお勧めします。
電車:京阪電車祇園四条駅から徒歩約5分
阪急河原町駅から徒歩約10分
バス:市バス祇園バス停から直ぐ
写真で見る八坂神社
南楼門
八坂神社には、四条通に面した西楼門と、南側に位置する南楼門の2つの楼門があります。多くの人が西楼門を正門と勘違いしますが、正式な正門は南楼門です。
南楼門から入って直ぐに鎮座している狛犬は通常の状態なのですが、すぐ後ろに鎮座している狛犬には網で囲いがしてあります。ご存知の方おられましたらご教授をお願いします。
初詣は南楼門(正門)から入りましたが、今回は北門から参拝に出かけました。
神社内のものは「何一つ」持ち帰る事はいけません!と書かれています。
実際、落ち葉や小石…季節によっては松ぼっくりなど…絶対に持ち帰らないでくださいね。
神社敷地内のものは全て「神様」のものです。
2024年の辰年にちなんで大きな龍の絵馬が掲げられています。
GWには多くの参拝者が来られていました。
勿論インバウンドの外国からの参拝者もたくさんおられました。
本殿への参拝には行列ができていました。
大きな本殿は龍穴の上に建立されているそうです。龍穴は漆喰で覆われていて神社関係者でも見ることができないそうです。また龍穴は中京区にある神泉苑へと繋がっていると言われています。
八坂神社には、天井の龍が鳴く「鳴龍」という七不思議があります。また、柱と小さな屋根の接点には「龍吼」と呼ばれる彫刻があり、拍手に応えて鳴くと言われています。
こちらは本殿裏です。
手をかざすと音が鳴ります。こちらには参拝の方がほとんどおられません。
ご存じない方が多いようです。
八坂神社境内にある美御前社は、美容の神様として信仰を集める神社です。
祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の后神である稲田姫命(イナダヒメノミコト)とされています。稲田姫命は、美しい容姿と心優しい性格で知られており、美御前社の御神徳として、美貌・美肌・良縁・厄除けなどが挙げられます。
美容水…お顔につけると美人に…だそうです。
男のバカラんもたっぷりとつけておきました笑
年末に放送されたTV後は初詣にはたくさんの行列でしたが…
コチラのお社は「伊勢の神宮」で使われていた木材で作られています。鳥居をくぐると「内宮」「外宮」が鎮座しています。
GWに撮影したお稲荷さんです。正月の初詣時には無かったのですが…何故か!?階段下のお稲荷さんには「撮影禁止」の看板が…こちらはOKですよ!
こちら…初詣時は撮影しても大丈夫だったのですが…今はNGです。
八坂神社境内には、刃物大神を祀る刃物神社があります。
刃物大神は、刀剣や刃物の守護神として信仰されています。京都は古くから刀剣の生産地として有名であり、多くの名工が活躍しました。刃物大神は、これらの名工たちの技術と魂を祀る神として、職人や料理人など、刃物を使う人々から篤く信仰されています
- 天目一箇神(あめのまひとつかみ): 刀剣の祖神とされる神
- 五十狭芹彦命(いさざきせりひこのみこと): 金属の神とされる神
八坂神社境内にある厳島神社は、本家である広島県の厳島神社と同じく、海の神様である市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)を祀っています。
八坂神社の厳島神社は、江戸時代初期の1652年に創建されました。当時、京都市中では度々火災が発生しており、その鎮火を祈願して建立されたと言われています。
厳島神社は、水難除け、航海安全、商売繁盛のご利益があるとされています。
絵馬堂です。何時の時代の絵馬なんだろう!?
祇園社と書かれた直筆の御朱印を授与して頂きました。(初詣時には直筆がありませんでした。)